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2014年11月23日日曜日

日々ロック (2014/日)

監督:入江悠
出演:野村周平 / 二階堂ふみ / 前野朋哉 / 岡本啓佑 / 落合モトキ / 古舘佑太郎 / 喜多陽子 / 蛭子能収 / 毬谷友子 / 竹中直人 / 古舘佑太郎 / 藤井清也 / 小林亮平 / 藤川雄太

THEロックンロールブラザーズという売れないバンドをやっている日々沼たち
ある日、ライブハウスで演奏中に謎の女に乱入されステージを乗っ取られてしまい・・・

確かにクソB級だけでバカやってるだけの映画
なのにクッソマジメにバカを貫き通してるから不思議なおもしろさがあるんですよね
チープなつくりに、うなってがなってるだけの登場人物、垂れ流されるクソな音楽、だけど暑苦しい熱さが伝わってくる・・・これがロックってやつなんですかね

小さなライブハウスで住み込み活動してる売れないバンド、そこに人気絶頂のアイドルがからんでくるんですが、とにかく話やセリフうんぬんっていうよりノリと勢いだけで押し切ってる内容
特に主人公のキョドりっぷりが顕著で、自分で音楽について心の声で語るでもなく、理解者が彼について代弁するでもないのがひどい(ほめ言葉)

開幕の流血騒ぎから、乱闘騒ぎ、とバカすぎるバイオレンスっぷりにクソ映画臭を隠そうともしない潔さ
かといってライブシーンが迫力あって、なんだかんだ主人公たちが輝くかと言えばそうでもない
そんなジャンクな作りにだんだんと慣れてきて、変な感じで楽しくなってくる
さすがにクライマックスでは不覚にも「日々沼・・・カッコイイ、かも」と思わされますが

なにはともあれ、まともなセリフがほとんどなく、中腰で力みながら腕をつきだしているのが基本スタイルのキャラをなんのフォローもなく主人公にしてるのが素敵すぎると言わざるえない

個人的評価:75点
オススメ度:日々沼、マジ社会不適合者




日々ロック 予告