出演:ケヴィン・ゼガーズ / ショーン・アシュモア / エマ・ベル / エド・アッカーマン / ライリア・ヴァンダービルト / ケイン・ホッダー
スキー場に遊びに来たダンたち三人の男女
三人だけで無理に乗り込んだ夜の最終リフトが突如、途中で止まってしまい…
低予算映画の見本のような作品ですね
限られた場所で限られた少数の人間だけを描いているシチュエーションもの
というか、その条件でいくとこの作品はスキー場のリフトの上、男女三人だけっていう思い切った限定っぷりがナイス度胸だと言わざるえない
いや、普通の神経だったらここまで限定した状況下で映画を作ることにゴーサインだしづらいだろうね
話的には係員のミスで夜のスキー場、リフトの上で取り残されてしまった男女三人がどうしましょって感じ
最初は軽く考えているんだけど、日曜の夜でしかも次の金曜までスキー場は営業しないということが重く響いてきて、もとからじゃっかんギスギスしてた三人が・・・みたいな流れ
基本は身動きできない三人の会話劇なんですが、ちょっと退屈な雰囲気になってくるタイミングでイベントやアクシデントが描かれるから飽きません
そのアクシデントがまたやるせなくて痛い
観てる側からすれば「下は雪だし、ちょっと高いけどさっさと飛び降りればいいじゃん」と、軽い気持ちでいたんですが・・・
いや、なんというか、マジで飛び降り厳禁だと思い知らされます
その後の展開も「うわあ・・・」って感じで、直接的な描写はないけど想像力が豊かな人ほどキツイ内容かもしれません
さらにクライマックスもまたキツイ
「え?この流れからいくと、もしや?あいつは?」と思っていると・・・ね、もう容赦ない映画やで
ごくありふれた生活の中にいるとなんてことはないけど、色々と悪条件が重なったとたんにこうまで人は弱いものなんだな、と思わされる一本でした
個人的評価:85点
オススメ度:低予算だけど面白さのコスパはいい
フローズン 予告
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