監督:ダニエル・グルー
出演:グザビエ・ドラン / マリリン・キャストンゲ / ガブリエル・サブーラン / ジャン=ニコラ・ベロー / アンヌ・ドルバル / ロビン・オベール / ルイーズ・トゥルコ / ジュリアン・プーラン / ジルベール・シコット
白血病、不倫、ドラッグの運び屋、ギャンブル依存、アル中、様々な問題を抱える人々
そんな中、飛行機が墜落する大事故が発生するのだった
色々と思うところがあるけれど、個人的にはすごく人間くさい魅力にあふれた作品だと感じられた
それこそ神のきまぐれで奇跡や救いがもたらされたり、逆に試練が与えられたりする人たちを神というフィルターを通して観てもおもしろいかもしれない
それぞれの登場人物が必要最小限に、それでいて互いに影響を与えあうつながりが静かに力強く描かれていて引き込まれる
愛と嘘に溢れ、信じることや優しさが踏み出す勇気になったり皮肉な結果になったり、それぞれのドラマの中でそっと交錯する様が本当に楽しめた
作品の流れとしての間や鑑賞後の余韻も申し分なく、自然と考えさせられる何かを投げかけられるのが説教臭く感じずに心地よい一本でした
個人的評価:90点
オススメ度:たまらないほど人間なんだな、と痛感せざるえない
神のゆらぎ 予告
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