2015年11月15日日曜日

ラスト・ナイツ (2015/米)

監督:紀里谷和明
出演:クライブ・オーウェン / モーガン・フリーマン / クリフ・カーティス / アクセル・ヘニー / ペイマン・モアディ / アイェレット・ゾラー / ショーレ・アグダシュルー / 伊原剛志 / アン・ソンギ

バルトーク卿に仕える騎士隊長ライデン
主君が都の大臣へ賄賂を贈ることをよしとしないことから問題をおこし、ライデンは苦渋の命を迫られる

西洋風なビジュアル重視のなんちゃって忠臣蔵、という先入観で期待値は低かったけど、オープニング戦いでの殺陣に燃える
忠、義、忍、上辺だけじゃない魂がこめられていて、日本人が大好きな時代劇の要素が色濃い
それでいてこてこてな外国人風貌なライデン隊長が不思議と作品にとけ込んでいて、心の芯の部分からキャラクターが非常に魅力的に描かれている
というかマジで男としてライデン隊長に惚れる
さらに敵側も小心者な悪大臣、それを分かっていながら騎士として仕える敵隊長も設定の時代劇っぷりがはまっている
まあ、ちょっと敵側のストーカー行為の重複描写が滑稽だけど、引っかかるのはそこくらい
日本人監督の地味騎士ものとか、監督名で敬遠するのはもったいない作品ですね

個人的評価:85点
オススメ度:なにげにライデン隊長の奥さんも素晴らしい



ラスト・ナイツ 予告

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