出演:神木隆之介 / 有村架純 / 倉科カナ / 染谷将太 / 清原果耶 / 佐々木蔵之介 / 加瀬亮 / 前田吟 / 高橋一生 / 岩松了 / 斉木しげる / 中村倫也 / 尾上寛之 / 奥野瑛太 / 甲本雅裕 / 新津ちせ / 板谷由夏 / 伊藤英明 / 豊川悦司
中学でプロ棋士になった桐山は高校生になった現在、師匠であり育ての親である幸田と対局する
桐山は勝負に勝ったものの、その事情ゆえにひどく落ち込むのだった
けっこう重くしめつけるような空気が全体をしめ、そこに将棋の対局の熱さが際だつ作品でした
アニメ版は見やすくて、けっこうコミカルな部分も多いけど、この映画版ではまったくないとまでは言わないけど、そういうノリは皆無
ただ闇を抱えているだけじゃない、人間らしい桐山や川本家とのほのぼの、ちょっとクスっときて温かくなる、そんなライトさを期待しているとシリアス一辺倒な映画版はつらいかもしれない
しかも人間関係のベースが固まりきっていないうちに、駆け足で見所イベントを次々に消化していくためにドラマが思ったより盛り上がらない
特に研究会に入るくだりの唐突さはもうちょっとどうにかしてほしかった
終盤にもなればちょっとは築きあがってくるけど、そのころには完全に将棋メインの展開になってる感じ
対局シーンの力の入れようから、将棋シーンがはじまると少しは息を吹き返すけど、他の部分の残念さがもったいない
思ったよりもシリアスと将棋の暗ウエイトが大きく、ほんわか日常の明となる要素が小さく思えた一本でした
個人的評価:65点
オススメ度:後藤島田戦での記者の「敗因は~」とかいう台詞はよけいすぎるだろ
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