2018年5月6日日曜日

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル (2017/米)

監督:クレイグ・ギレスピー
出演:マーゴット・ロビー / セバスチャン・スタン / アリソン・ジャネイ / ジュリアンヌ・ニコルソン / ポール・ウォルター・ハウザー / マッケンナ・グレイス / ボビー・カナベイル / ケイトリン・カーバー / ボヤナ・ノバコビッチ / アンソニー・レイノルズ

幼い頃から母親の暴力的なしつけのもと、スケートを習うトーニャ・ハーディング
成長し、スケートの才能を伸ばす中でも、私生活で付き合う男もまた暴力的だった

出てくる人物も、観ている観客も、アメリカという国自体をあざ笑うかのような作りがクセになる作品でした
出だしからふざけた雰囲気で、どんどんそれが物語とリンクするように悪ふざけっぷりがエスカレートしていく
そんな俗っぽいワイドショーを観ているような面白さがありつつ、スケートシーンだけでなく日常シーンでもなにげに躍動感があるカメラワークがいい
本題である事件が起こり、そこからちょっと雰囲気が変わるけど、個人的にはちょっと勢いがそがれた感じがした
まあ、おふざけばかりしてられないのは分かるけど、もうちょいノリのよさは続けてほしかった気がしないでもない
それでもラストのしめで巻き返したし、このノリに身を任せるままでも、俗っぽさの奥を考察しながら観ても楽しめる一本でした

個人的評価:80点
オススメ度:ホントにおおよそバカばっかり出てくる映画



アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 予告

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