2011年1月2日日曜日

ジョナ・ヘックス (2010/米)

監督:ジミー・ヘイワード
出演:ジョシュ・ブローリン / ジョン・マルコヴィッチ / ミーガン・フォックス / マイケル・ファスベンダー / ウィル・アーネット / マイケル・シャノン / ジョン・ギャラガー・Jr / トム・ウォパット / ウェス・ベントリー / ジュリア・ジョーンズ / リオ・ハックフォード / エイダン・クイン / ルーク・ジェームズ・フライシュマン / デヴィッド・ジェンセン / ジェフリー・ディーン・モーガン






南北戦争時、南軍として政府と戦いながらも隊の裏切り者として上官に妻子を殺され、顔に烙印を刻まれた男・ジョナ・ヘックス
生死の境をさ迷い、インディアンに助けられた彼は死者と話す能力を身につけ、悪党を狩る賞金稼ぎとして生きていたのだった

お正月はやっぱり頭をからっぽにして観れる派手派手な脳筋アクションがよく似合う
ということでチョイスしたものの…まあ、ある意味ではお正月にピッタリでした
序盤の展開が終わったら、もうクライマックスに突入していた
そのくらいテンポが早いというか、ぜったいに途中のエピソードとか入れた方がいいんじゃねえの、ってくらい物足りない
よくわからないメーカーの激安カップ麺を食べてるようなインスタントな作り

上官に妻子を殺され、絶望の淵から死者と話せる力に目覚めつつ復讐心をもってターンブルを追うジョナ
しかし、すでに復讐相手は死に、行き場のない怒りをぶつける先として賞金稼ぎになる
その序盤の展開から馬バルカン&コミック調の演出までは「お、バカ映画きたか?!」と期待に胸も躍ります
でもホントに面白かったのはそこまでで、そっから先のシーンはなんか暗くってよく分からないシチュエーションばかりで、そんなところでアクションされても…と

主人公もカラスの力をかりて(?)なんども蘇れるとか、死者と話すことができるとか、ナイスなおっさんキャラとか素敵な設定がてんこもりなのに、なんか説明が消化し切れてない感が強いですね
ホントにラストにつながるまでの必要最低限の展開だけで作った、シンプルで無駄のいっさいない淡泊な作品
そういう意味ではぼんやりとながめてていい、お正月にまったり観るには適してるかもしれません

個人的評価:60点
オススメ度:主人公はかっこいい



ジョナ・ヘックス 予告



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