監督:リチャード・リンクレイター
出演:エラー・コルトレーン / ローレライ・リンクレイター / パトリシア・アークエット / イーサン・ホーク
両親、姉とともに暮らす少年メイソン
ある日、離婚により母について姉と引っ越すことになる
12年という歳月を同じキャストで描いた、というのが話題ながら、そういった挑戦的な手法の部分だけって作品ではなくておもしろかった
成長する少年と家族、時の流れ、大きな変化と小さな変化、「映画を観たな」という気分に満たされます
けっこうコミカルなシーンも多く、堅苦しさがないのもよかった
とりあえず感じるのが時間の流れの自然さ
いきなり再婚したシーンが展開されても、そんなに場面的に不自然なつながりに感じない
主人公の成長する姿だけではなく、唐突に訪れる状況の変化の中でも観ていてすんなりそれを受け入れられる
過剰すぎず説明不足でもない絶妙なバランスが心地よい
話的にはホントに主人公と家族うんぬんというなんの変哲もない内容だけど、少年である身ではどうにもできない家族の問題の苦しさ、逆に家族ゆえの喜びという部分を観ているだけでじゅうぶんに楽しめる
なにより両親の存在が完璧すぎないところがいいですね
ひとつだけ気になる点があるとすれば、じゃっかん最後の方が蛇足っぽく思えなくもない
人によって感じるところは違うかもしれないけど、個人的には大学での新生活はちょい気分が冷めた
と、まあ、ホントに些細な気になるところはあるけど、良い映画だったと思える一本でした
個人的評価:90点
オススメ度:アニメとゲームの移り変わりから時の流れを感じざるえない
6才のボクが、大人になるまで。 予告
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