監督:モルテン・ティルドゥム
出演:ベネディクト・カンバーバッチ / キーラ・ナイトレイ / マシュー・グード / マーク・ストロング / チャールズ・ダンス / アレン・リーチ / マシュー・ビアード / ロリー・キニア
1951年イギリス、天才的な数学者のアラン
彼はドイツとの戦争中、暗号機エニグマを解読する仕事につていたと語り始める
難攻不落な暗号機に挑む変人天才な主人公、その変わり者っぷりゆえに内部にもいらん敵を作りまくるマンガ的キャラクターが魅力ある
暗号に挑みながら、ちょっとでも正確さがかける言葉のキャッチボールが解読できない様はちょっとイラっとくるほど
物語の主人公ならいいけど、ぜったいにいっしょに仕事はしたくないと言わざるえない
きっちりしすぎてるゆえに人と衝突がたえない主人公が、暗号機へと挑む過程で仲間たちとなんだかんだありつつ、人としても融通がきくようになっていく、という感じの話
まあ、なにはともあれ主人公周りの人たちがよくつき合ってやったよな、とアランの功績以上にそっちを褒めてあげたいわ
途中でなんらかのちょっとした副産物的な功績をあげて、ホントにすっごい奴なんだって主人公のすごさが分かるイベントもこれといってないのに
内容としては解読までの道のりに終始するのかと思いきや、その先の展開もあって飽きることなく鑑賞できたのはよかったですね
情報を扱う戦争という中で、あくまで論理的な思考をせまられる苦悩はよかった
だけど、なんか途中で同性愛うんぬんって流れになって、ちょっと作品がブレてる気がしないでもないのは残念
アランという人間を描く意味でホモセクシャルは外せないんだろうけど、個人的には人かマシンかっていう部分をもうちょいじっくり観たかった
個人的評価:75点
オススメ度:暗号解読するまでが仕事じゃないのね
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