監督:クリント・イーストウッド
出演:トム・ハンクス / アーロン・エッカート / ローラ・リニー
旅客機の機長をつとめるサリーは、ある日、エンジン事故によりハドソン川への着水を決断する
無事に着水はできたものの、事件の調査の段階でその判断に疑いの目が向けられるのだった
漢と書いておとこと読む、まさに機長の漢っぷりにほれてしまう内容でした
事故前も後も機長として毅然とした態度の主人公、どこか俗っぽい副操縦士の存在がさらにその魅力をひきたてている
疑いの目をかけてくる人たち、さらには主人公を英雄視する民衆、騒動に巻き込まれる形になってしまった家族、それぞれに囲まれながれ不安に押しつぶされそうになりながらも自分を貫き通す姿が素敵でしたね
そんな完璧すぎる人物を描きながら、過不足なく短くまとめた話ゆえに主人公に対する嫌みっぽさを感じない
まあ、再現映像のチープなドラマでも内容は分かるけど、監督&俳優の力で完成度が格段に上がるというのがよく分かる作品でした
時間をかければバカでも理想的な解決方法を見いだせる、そんなもやもやしながら観ている感情も救われて気持ちよく鑑賞できた
個人的評価:80点
オススメ度:本当に作品じたいに過剰にドラマチックな演出が装飾されてない感じ
ハドソン川の奇跡 予告
0 件のコメント:
コメントを投稿