監督:入江悠
出演:大森南朋 / 鈴木浩介 / 桐谷健太 / 篠田麻里子 / 嶋田久作 / 間宮夕貴 / 吉村界人 / 般若 / 坂田聡 / 岡村いずみ / 浅田結梨 / 八神さおり / 宇田あんり / 市山京香 / たかお鷹 / 日野陽仁 / 菅田俊
市議の二郎とデリヘル店長の三郎の兄弟、その父親が死ぬ
そこへ遺産目的で30年ぶりに長男の一郎が現れる
三兄弟それぞれの歪み方が本当に気持ち悪く、そしてそこが作品の魅力かもしれない
目に見えるバイオレンス描写もキツイけど、それ以上に人としての内面のどろどろさが観ていて精神を汚染される
乾いた空気感ならいいけど、けっこうじっとり湿ってる印象のために不快感がどんどんつのっていく
そんなストレスをあえて自分にあたえることで、自身のマゾ気質を刺激して楽しむ映画、とかいうと語弊があるか
二郎と三郎の停滞する日常に、一郎という異分子を放り込むことでかきみだされるものの絆が深まる、という日本ドラマの得意ジャンルじゃないのはおもしろい
しょうじき分かるような分からないようなところも多いけど、こういう作風の方向性は嫌いじゃない
まあ、かなり人を選ぶ作品ではありますね
個人的評価:70点
オススメ度:もうちょい強めに作り手のなにかしらの個性が感じられればよかった
ビジランテ 予告
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