監督:行定勲
出演:二階堂ふみ / 吉沢亮 / 上杉柊平 / SUMIRE / 土居志央梨 / 森川葵
高校でいじめられている山田を助ける若草ハルナ
そんな彼から見せたいものがあると言われ、夜に呼び出されるのだった
表情や感情をあらわにする演技から、その登場人物の思いをくみとるのが楽しい作品でした
映画から与えられる情報は必要最低限で、どれも重要な要素ばかりのため、けっこう分かりやすい表現が多く意外と観ていて複雑に感じない
逆に言えば本筋から少し離れた、踏み込んだ深い部分まで各人のことを理解できたと思えないし、それを知りたいという欲求にもかられる
それでもキャラをとらえたと思った先に、さらに別の側面が見えてくる展開はおもしろく、そのとらえきれないもどかしさがいい
主人公の若草ハルナも、最初はクセが強いキャラだと思ってたけど、どんどん周りの灰汁の強い人々に埋もれ、それでも最後にはちゃんと存在を強く意識せざるえない
ただ、こういう感覚で味わう作品はけっこう好き嫌いが大きく分かれるかもしれない
個人的評価:80点
オススメ度:ネタ話にしてほくそえんでる自分が一番こわい
リバーズ・エッジ 予告
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