2010年10月6日水曜日

ナイト&デイ (2010/米)

監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:トム・クルーズ / キャメロン・ディアス / ピーター・サースガード / ポール・ダノ / オリヴィエ・マルティネス / ジョルディ・モリャ / ヴィオラ・デイヴィス / マーク・ブルカス / レニー・ロフティン / デイル・ダイ / マギー・グレイス / ジャック・オコネル / ガル・ギャドット / セリア・ウェストン





ある空港でジューンは偶然にロイと出会う
それからというものジューンは正体不明の男たちに命をねらわれ続けるのだった

10月6日はトムの日ということで先行公開にいってきました
ひっさしぶりに「個人的に」心からおもしろいと思える映画を観た感じですね
こういうの観るとテンションがあがるわあ
作り方からなにから全部において個人的なツボにはまってるアクション映画でした

空港でイケメンなロイと出会い、同じ機内で色気付くジューンだけど、ロイには秘密があって彼ともども命をねらわれる日々が始まる、と
訳が分からないまま日常生活に戻るジューンだけど、やっぱり次々に危機がおそってきて、そこへストーカーばりにいいタイミングでロイが常に助けに現れる
辛い顔をいっさい見せずにさっそうとジューンを助け、しかもきちんとアフターフォローも忘れない紳士なロイ
自分が巻き込まれたことと得体のしれないロイに戸惑い、彼の言うことをきかずにいつも窮地におちいるジューン
ふたりの掛け合いがホントに楽しい

なによりアクションとドラマのシーンのつながりがおそろしいほどテンポよく、観てて気持ちのいい作りになってます
いっさい無駄がなく要所要所をつなぐ感じで、かったるい途中経過はすっとばして描いているものの、ちゃんと話の内容は理解できるようになってます
アクションも最近のものに比べて分かりやすく、「なんだか分からないけどすごい」という描き方じゃなく「分かりやすくておもしろい」というのがいいですね
じゃっかんジャッキーアクションっぽいところがあって、シビアな戦闘の中でも小さな笑いが散りばめてあります
本当に止めるところはきちんと止め、突っ走るところはいっきに突っ走る爽快感がたまりません

ただし、B級臭がするってことだけは確か
いい大作映画を観た後みたいな満足感はないです
あくまで楽しすぎるB級アクションを観た満足感
細かいツッコミどころはいっぱいあるし、ストーリーじたいもしょうじき目を見張るものはありません
B級嫌いでもそんなに観て嫌な気分になる作品ではないと思いますが

個人的評価:95点
オススメ度:キスシーンをはじめて「いいなあ」と思えた




ナイト&デイ 予告

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