監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ / ケイト・ブランシェット / マーク・ストロング / ウィリアム・ハート / ダニー・ヒューストン / オスカー・アイザック / マーク・アディ / ケビン・デュランド / アイリーン・アトキンス / アラン・ドイル / スコット・グライムズ / マックス・フォン・シドー / ダグラス・ホッジ / マシュー・マクファディン / レア・セイドゥー / サイモン・マクバーニー / ジェラード・マクソーレイ
12世紀、フランスへの十字軍遠征に同行していた射手のロビン・ロングストライド
イングランドへの帰路の途中での攻城戦で獅子心王が不慮の戦死をしてしまい・・・
年末の大作洋画みたなノリですが、しょうじきイマイチな印象が漂う作品でしたね
個人的にケビンさんのも観た記憶はあるんですが、内容はすっかりと抜け落ちて、しょうじきほぼ知識なしの状態で鑑賞しました
歴史もの(?)のわりに堅苦しさはそれほどなく、どちらかといえばエンタテインメント性が強いかな、と
獅子心王が死んで、新たにジョン王が即位する
その裏で新王を操りフランスと通じている裏切り者がいて、そのことについてロビンが知りすぎている男として命を狙われる
裏切り者によりイングランドを内乱に導く行動とロビンを追う行動が同時に進行していく、みたいな話
壮大なようでそうでもなく、印象的に長い話の一部を切り取ってクローズアップしてる感じ
事前情報をちょっと調べると、獅子心王=ブッシュ、ジョン新王=オバマとして観るとしっくりくる、というのがありましたが、まったくもってその通りでしたね
ジョン=オバマという図式も最初はピンとこなかったけど、ラストまで観れば「なるほどね」と思わざるえない
序盤の攻城戦からノッティンガムでのロビンの新生活までの流れは、けっこう引き込まれるままに楽しめます
しかし、そこからの中盤がどうにも場面的に変わり映えがしないし、話的にもおもしろみが薄くてしょうじき眠い
それでもクライマックスの戦いはけっこうな迫力があり、特に水しぶきの表現が個人的にはよかったなあ、と
事前にチェーンメイルの重さと不自由さの伏線がはってあったのもいきてましたね
全体的にアクションシーンが「なにをやってるかよく分からないけど、迫力があるね」系の撮り方で、個人的にはあまり好きな部類じゃなかったけど、まあ、迫力があるってのは伝わってきます
あと、あの無駄に力の入ったエンディングはなんだったのかと
これもまた「なにかよく分からないけど、すごいね」といったエンディングで、すごいのはすごいんだけどあえてエンディンにもってきた意味が分からない
そんなわけで、結局はロビン・フッド誕生編みたいな感じの内容でしたが、ロビン以外の仲間が地味だったり、怒り狂った民衆が簡単におさまったり、なんか微妙にひっかかる点が多い、大作になりきれてない一本でした
個人的評価:70点
オススメ度:蜂蜜酒に興味津々です
ロビン・フッド 予告
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