出演:ミンディー・オン / ヤオ・ヤンヤン / チー・ユーウー / リウ・リンリン / メイ&チョイ / チェン・ウェイリャン / リン・ルーピン / ジョニー・ン / カレン・リム
それぞれ異なった境遇で育ったふたりの少女
偶然にであったふたりはパパイヤ・シスターズとして歌台でトップの歌い手を目指す
まあ、アレですね、タイトルだけで観るものを選んだ感がバリバリですが、まさにその通り
だってこのタイトルでこのパッケージだったら誰でもテクノ気になるでしょ?テクノ手に取るでしょ?
そら時代はテクノだわ
テク、ノォ、テ、クノォ、テ、テ、クノじゃない?
しょうじきストーリーを把握するのに苦労する作品でした
陰暦7月に霊を喜ばせるため(?)に行われる歌の祭典、歌台
ある歌台の夜に出会ったふたりの少女がマネージャー的なおばちゃんと、その息子で運転手の鶏男とともにトップアイドルみたいのを目指すようなそうでもないような話
女神ことおばちゃんの双子の姉から制約付きで不思議なパワーをもらい、いちやくスターに躍り出るんだけどビッグ&リトルのプライベートは順調とは言えず、さらにライバルのドリアン・シスターズからもうとまれはじめる
コメディなのか、スポ根風アイドルものなのか、ミュージカルなのか、ドラマなのか、とりあえず全部ぶっ込んだごった煮作品という印象が強いですね
すっと入ってくるような映画の手法はまったくなく、これがシンガポール映画の典型なのか知らんけど、ホントに初めて食べた異国の料理のように「おいしいような?そうでもないような?独特な味わい」があります
テクノ歌謡、派手な衣装、そして地味にひどい(褒め言葉)歌詞、歌のシーンがいちいち独特で変なPVを見てるみたいでおもしろいですね
でもホントに作品的にクセがありすぎるので、ダメな人はまったくおもしろく感じないかもしれません
特にマジメに映画を観ることに取り組んでる姿勢な人はダメかもしれない
B級どんとこい、ゲテモノ&色物のぞむところだ、という気概が必須です
そして、印象的なクライマックスからラストの流れ
意図的には泣かせようとしてるんだろうけど、さすがに泣くという方向性には感情がいかない
「え?なんだよ、その決着の付き方」というクライマックスから、「うわ、きっついわあ」というラストのふたりがぐるぐる回るシーン、そんなことを思うけどさすがに泣けない
とりあえずタイトルからパッケージ、本編の最初から最後までめちゃくちゃインパクトがある作品であることは間違いない一本でした
個人的評価:60点
オススメ度:女神の制約とはなんだったのか
歌え!パパイヤ 予告
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