2011年12月31日土曜日

ニューイヤーズ・イブ (2011/米)

監督:ゲイリー・マーシャル
出演:ハル・ベリー / ジェシカ・ビール / ジョン・ボン・ジョヴィ / アビゲイル・ブレスリン / クリス・“リュダクリス”・ブリッジス / ロバート・デ・ニーロ / ジョシュ・デュアメル / ザック・エフロン / ヘクター・エリゾンド / キャサリン・ハイグル / アシュトン・カッチャー / セス・マイヤーズ / リア・ミシェル / サラ・ジェシカ・パーカー / ミシェル・ファイファー / ティル・シュヴァイガー / ヒラリー・スワンク / ソフィア・べルガラ / ケイリー・エルウィズ / アリッサ・ミラノ / コモン / サラ・ポールソン / カーラ・グギーノ / ラッセル・ピーターズ / ジェームズ・ベルーシ / ジェイク・T・オースティン / ジョーイ・マッキンタイア / ショーン・オブライアン / ラリー・ミラー / ジャック・マクギー / イヤードリー・スミス / ドレナ・デ・ニーロ / ペニー・マーシャル / クリスティーン・レイキン / アール・ローズ / チェリー・ジョーンズ / キャスリーン・マーシャル / デヴィッド・ヴァルシン / パトリック・コリンズ


ニューヨークの大晦日にわき上がる人々
そんな中、ある8人の男女がそれぞれの特別な時間を過ごそうとしていた

いやあ、なめてたわ
どうせオサレスイーツなロマンス映画かと思ってたら予想以上に…というかなめてた自分を恥じるくらいすべての要素がパーフェクトにそろっている
大晦日に観たという時期的なものもありましたが、ホントにネガティブな心が洗われる作品でした

ボール・ドロップの責任者、元カレと一年ぶりに再開する女、大晦日の騒ぎが嫌いな男、懸賞金目当ての妊婦と夫、命の灯火が消えかかっている男…さまざまな人たちがそれぞれの大晦日をむかえるストーリーですね
あまりに登場人物が多すぎて混乱するか、と思ったけどそんなことはまったくなく、入り組んで展開する各エピソードを追ってるうちに自然とキャラとストーリーが頭に入ってきます
そして各キャラがみんな良い味をだしていて、つまらない捨てエピソードがないのがすごい

大晦日のカウントダウンに向けてそれぞれのエピソードが収束し、時に絡まっていくさまも無理矢理に関連づけるでもなくまとまっているのがいい
コミカルで小粋な楽しい雰囲気の中でしめるところはきちんとしめてくる丁寧な作りもいい
単純な愛だけの話だけじゃなく、生と死、友情、愛情、思いやり、切なさ、いろんな要素がぎっしり作品の中につまってます
いやあ、しょうじきこの作品で泣かされるとは思わなかった
死を間近にした男の話は直球でくるものがありましたが、個人的にはナースの話のラストがよかった
マジでうるうるとくるものがあるわあ

そんなわけで今さらではありますが、大晦日の今日だからこそ観るべき映画、今年の今日だからこそ気持ちが優しくなれるそんな作品でした

個人的評価:100点(2011年の大晦日に観た前提で)
オススメ度:バレンタインデー誕生の瞬間である




ニューイヤーズ・イブ 予告

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