監督:バリー・ソネンフェルド
出演:ウィル・スミス / トミー・リー・ジョーンズ / ジョシュ・ブローリン / エマ・トンプソン / ジェマイン・クレメント / マイケル・スタールバーグ
地球におけるエイリアンの存在を監視する秘密組織MIB
ある日、そのエージェントJの相棒であるエージェントKと因縁のあるエイリアン・ボリスが脱走してしまう
なぜ今このMIBなのか、としか言いようのない内容でしたね
確かに映像的な演出はパワーアップしてるけど、中身はホントにあの頃のMIBという感じ
作品じたいまだ懐かしむほど古いとは思えないし、なんとも過去作が完熟しないままに新作をだされても、ね
しかもご丁寧にあの頃MIBを観て楽しんだ人向け、という風でなくてノリもまんま当時のまま
おっさん的にMIBの名前に釣られてはみましたが、ギャグの要素しかりライトすぎる内容は若者向けな感じを受けましたね
まあ、でもきわものエイリアンが出てきてはドタバタするJとクールさが逆におかしいKの活躍は観てて楽しい
ホントにいろんなエイリアンが出てくる序盤は楽しいんですよ・・・
それなのに過去パートになって物語が転がり始まるとビックリするくらい退屈になっていきます
過去なら過去でその当時っぽさをだした時代を感じ取れるエイリアンとのあれこれを観たかったんですが、実際の内容はメインストーリー一本筋
せっかく過去の世界を描いてるんだから、もっと「昔のMIBはこうだったんだぜ?今では考えられないだろ?」みたいのを観たいじゃない
というか全体的に過去なのに過去を描いてる感が薄い
ストーリー展開もけっこう稚拙でいっさい頭を使わずによだれ垂らして、なんならちょっとくらい寝ても問題ないかもしれんね
こう書いてくるとすごいつまらない作品のようだけど、そこまで悪い映画じゃないんですよ
いや、フォローとかじゃなくて
楽しめる人はホントにおもしろおかしく爆笑できるシーンもある、と思いますし
普通、そんな印象が強くて灰汁がない一本でしたね
個人的評価:75点
オススメ度:3作目はどうしてこうも過去を描きたがるのか
メン・イン・ブラック3 予告
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