監督:アンソニー・ルッソ / ジョー・ルッソ
出演:クリス・エバンス / スカーレット・ヨハンソン / セバスチャン・スタン / アンソニー・マッキー / コビー・スマルダース / フランク・グリロ / エミリー・バンキャンプ / ヘイリー・アトウェル / ロバート・レッドフォード / サミュエル・L・ジャクソン
スパーソルジャーのキャプテン・アメリカが所属する組織シールド内部で不穏な影が浮かび上がりつつあった
そんな中、長官であるフューリーは命を狙われ・・・
アベンジャーズ2につなげる用か、キャプテン・アメリカ3へつなげる用か、その両方か知らんけど、とりあえずホントに次のエピソードのための序章という感じの作品でしたね
派手で見所十分なアクション、先は読めるけどいちお内容はあるストーリー、とパッと観た感じでは普通に一本のアクション映画として完成度は高い・・・んですが、ね
結局はほとんどのことが解決しないまま、「つづく」みたいなノリでスッキリしなかった
内容的には正義の味方な組織だった主人公たちが、なんだか陰謀によって敵として命を狙われる立場になってしまう、という続編にありがちな話
序盤はそれなりに誰が敵で誰が味方なのか、という謎はあるものの「どう見てもあんたが黒幕だよね」っていう先の読めやすさは否めない
それでもとりあえずストーリーは形になるくらい組み上げられてるんで、最低限度の緊張感は継続するのは救い
アクション部分もちょっと動きが早すぎて、ビシっときめる止めポイントが少なく感じたけど、それなりに派手で見応えはあります
まあ、盾万能すぎるだろ、というツッコミは野暮ってことで、そこら辺は目をつぶる方向で
だけど副題になってるウインター・ソルジャーの存在がじゃっかんふわっとしちゃってるのが残念
話が序章的なものだけにキャラ紹介やら、事前設定に重きがおかれてて、肝心のウインター・ソルジャーさんの存在感がメインというよりサブになっちゃってるイメージ
キャプテンとのドラマにしてもバトルにしても、鑑賞後にあまり印象に残る部分がないんですよね
「こういうキャラだった」ていどの認識で、個人的にどっちかといえばファルコンさんの方が記憶に強く残りました
そんな感じで、一本の映画としてはアレだけど、シリーズとして割り切ってみれば前作より見応えはあった一本でした
個人的評価:75点
オススメ度:本編前のちょっと規模の大きい説明回
キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー 予告
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