2014年4月28日月曜日

テルマエ・ロマエII (2014/日)

監督:武内英樹
出演:阿部寛 / 上戸彩 / 北村一輝 / 竹内力 / 宍戸開 / 笹野高史 / 市村正親 / キムラ緑子 / 勝矢 / 曙 / 琴欧洲 / 菅登未男 / いか八朗 / 松島トモ子 / 白木みのる

古代ローマ帝国の公衆浴場”テルマエ”の技師であるルシウス
日々、過酷な闘いに身を投じる剣闘士のためにテルマエを改装する任を受け、思い悩むうちに再び現代日本へ流れ着いてしまうのだった

ザ・安定感
1を観て面白かった、と思えた人なら今作も間違いなく楽しめるでしょう
満足するか否かは別として、ね
なんというか2にしてすでにネタがパターン化してしまっている感は否めなくて、同じシチュエーションのコントを観てる感覚

古代ローマの公衆浴場技師の主人公が、なんか知らんけど現代日本へタイムスリップしてきて、そこでカルチャーショックやら勘違いやらしながらヒントを見付けてローマに戻ってテルマエを作る
日本でのカルチャーショックやら勘違いやらをコミカルに描いたり、ローマでのアレンジされたテルマエのトンデモさを楽しむ内容…
まあ、しょうじきやってることは前作と同じですね

ネタも1の時にあったものを受けての「2ではこんなリアクションになります」とか、まんま1と似たようなネタが多い
良く言えば前作とおなじにおもしろい
悪く言えば2ならではのこれといった見所がない
例えば古代ローマ、現代日本という世界の他に第3の世界が関わってきたりとか、やり過ぎなくらいの過激な変化がないんですよね
置きにきてる笑い、という点では安定感はありますがもうちょっと冒険心があってもよかった気がしないでもない

それでもローマで日本での大まじめにバカをやるルシウスの姿を見てるだけでもホントに楽しいことは楽しい
加えて個性的なキャラ、ローマアレンジされたトンデモテルマエ、とコメディとしては笑えるポイントは多々ある
2だからって大きな期待を持たなければ、そこにはどっかで見たことある理想郷な映画があるっていうことで

個人的評価:80点
オススメ度:ED曲の途中変化はネタとしてハズしてる




テルマエ・ロマエII 予告

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