2016年5月1日日曜日

スキャナー 記憶のカケラをよむ男 (2016/日)

監督:金子修介
出演:野村萬斎 / 宮迫博之 / 安田章大 / 杉咲花 / 木村文乃 / ちすん / 梶原善 / 福本愛菜 / 岩田さゆり / 北島美香 / 峯村リエ / 嶋田久作 / 風間杜夫 / 高畑淳子 / 絲木健汰 / 篠原悠伸 / 高島豪志

売れない芸人の丸山が事務所をクビになるところに現れた少女
彼女は物や場所に残留する思念を読みとることのできる丸山の相方の仙石に、ピアノの先生を探してほしいと依頼しにきたのだった

まさに2時間サスペンスをわざわざ映画で観せられたという残念感に満ちていたと言わざるえないオカルト茶番劇
主人公が思念を読みとれるよ、という要素を上塗りしているだけで、中身はそれこそ少年マンガにでもあるようなありふれたミステリーな事件でしかない
そこへ寒くスベリまくりなギャグ、そしてなにより魅力がまったく感じられない変人キャラの主人公、と鑑賞し続ける間に分かってきちゃってどんどん退屈さだけが加速していく
事件の真相にしても「ああ、そんな感じ系のオチね」とおどろきもなにもないし、犯人の顛末にしても「いや、まさか、そこでそういう行動したらもはやギャグだろ」という冷めた予想を裏切らない
もう作ってる方も途中からどうにもならないと察したのか、なんというか全体的にやる気みたいのをスクリーンから感じ取れない作品でした

個人的評価:30点
オススメ度:シリアス方向じゃない、ズッコケ探偵もののコメディ路線でいってほしかった



スキャナー 記憶のカケラをよむ男 予告

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