監督:アレックス・ガーランド
出演:ドーナル・グリーソン / アリシア・ビカンダー / オスカー・アイザック / ソノヤ・ミズノ
山奥の施設でAIの研究をすることになるケイレブ
彼は女性型の機械の体をもつAIエヴァと対話をはじめる
人とAI、そこから展開する話としてはいくつか思いつくことから、内容じたいよりその味付けに興味をひかれざるえない
はたして無機と有機、閉塞と開放という観ている側の思いをコントロールするかのような描写が秀逸でした
狭苦しい施設に息苦しさをおぼえてきたところに、緑にかこまれた情景へ場面転換したり、機械感が丸だしなデザインのエヴァを時に本物の人のように錯覚させられたり、そのストレスのない誘導が視覚的に心地良い
話も雰囲気重視で難解なお堅いものではなく、ケイレブやネイサン、エヴァに対して「実はこういう思惑があるんじゃねえの」と先読みを楽しませてくれる
そして、そんなこっちの思考をちゃんと理解して話が帰結へ向かうから最後まで満足感をえられる
個人的評価:90点
オススメ度:なんでもないシーンでチクチクきたり、ここぞってところでザワザワくる感覚がたまらない
エクス・マキナ 予告
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