監督:デビッド・ベンド
出演:オリバー・マスッチ / ファビアン・ブッシュ / クリストフ・マリア・ヘルプスト / カーチャ・リーマン / フランツィシカ・ウルフ / ラルス・ルドルフ / トマス・ティーマ
どういうわけか2014年の世で目覚めたヒトラー
とりあえず状況を把握するために情報の入手につとめていると、TV会社をクビになった男と出会う
現代によみがえったヒトラーがカルチャーショックを受けながら、出会った人々とおもしろおかしくコミュニケーション…と分かっていても笑い転げられる
かなりブラックな部分や風刺、パロディネタまでダレることなく笑いのパンチをくりだしてきます
いわゆる本人はいたって本気の行動や言動が周りからみれば滑稽にみえる、というパターンのコメディながら、けっこうヒトラーさんの順応力が高すぎておもしろい
こういう時代を飛び越えてきた人の珍騒動というと、人としてあまりにバカな行動が目立つが、ヒトラーさんはパニクりながらもどんどん現代にとけ込んでいくのがいい
基本的にコメディ要素が強いけど、ヒトラーであることの不気味さを常にまとっていて、手放しで笑ってる場合じゃないと心の奥底の警告音が聞こえつつもニヤニヤが止まらない
こういう作品のラストはどんな方向へも落とせる卑怯さはあるし、オチ的にも十分に読める、それでもおもしろいと言わざるえない
個人的評価:85点
オススメ度:ハゲのメガネぷるぷるシーンに場内大爆笑
帰ってきたヒトラー 予告
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