監督:白石晃士
出演:山本美月 / 玉城ティナ / 佐津川愛美 / 甲本雅裕 / 安藤政信 / 菊地麻衣 / 田中美里
呪いのビデオを見てしまった夏美は友人の有里と話し、貞子に詳しい大学の教授に相談する
一方、街へ引っ越してきた女子高生の鈴花は隣の空き家に不気味なものを感じ取るのだった
見えてる地雷感がハンパない作品だけど、思ってたよりおもしろくて驚き…という表現すら申し訳ないくらい良い意味で普通にホラー映画として楽しめた
序盤の夏美の演技とビッチキャラっぷりに、また学芸会映画かと失望しかけたけど、極力ネタに走りすぎない、それぞれのベースからホラー要素を抽出してうまくまとめられている
まとめられているといっても、原作のドラマ性とか無視して貞子と伽椰子という化け物が人を呪い殺す、というシンプルな設定で、あくまで娯楽としてのホラーとしての話ですが
貞子に関しては、その呪いの回避方法とかルールみたいなものを犠牲者を通してうまく説明されているので、伽椰子との対決までの流れに拒否反応を起こすほどの無理矢理感はない
まあ、それでも多少の強引さはこういうホラー映画では目をつむるのが礼儀かも
貞子、伽椰子それぞれが都市伝説として語られているというこの作品だけで独立している設定なので、これまでの両シリーズを全制覇どころか、なんとなく知ってるていどでも問題なく鑑賞できる一本でした
個人的評価:80点
オススメ度:これは続編が観たい(グダらない前提で)
貞子vs伽椰子 予告
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