監督:ジム・ジャームッシュ
出演:アダム・ドライバー / ゴルシフテ・ファラハニ / バリー・シャバカ・ヘンリー / クリフ・スミス / チャステン・ハーモン / ウィリアム・ジャクソン・ハーパー / 永瀬正敏 / ネリー
妻と愛犬と暮らす街と同じ名を持つ男、パターソン
バスの運転手を勤めながら趣味で詩作に没頭する日々を送っているのだった
同じ日々の繰り返しで行ったりきたりな行動、主人公を通して詩的に優しく諭されている感じが胸にしみる
大きく変化することのない生活のルーティンなんだけど、その中でのわずかな刺激がクセになり、だんだん主人公の毎日を観ているのが楽しくなってきます
作品に彩りを与える詩も、そっち方面に興味や知識がなくても自然と感覚的に受け入れることができた
ドラマとしての抑揚もちゃんとあるため、芸術作品を気取っためんどくささ臭はうすい
めんどくさい奥さんに対して全許容な主人公、観ていてもやもやする代弁をマーヴィンがしてくれて気持ちもスッとする
詩的でユーモアもありドラマ性とテーマが優しく折り重なった、かみしめるほどに味わい深くなる一本でした
個人的評価:80点
オススメ度:劇中で出てきた詩人の名に興味をもつも、やっぱり原文が読めないとなんともアレなんかもしれん
パターソン 予告
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