監督:伏原健之
出演:津端修一 / 津端英子
愛知県の高蔵寺ニュータウンで暮らす津端さん老夫妻
建築家である夫とともに、妻は裏庭の土を耕し野菜や果実を育てているのだった
映像作品として輝いている瞬間を切り取っていると分かっていても、これだけのキラメキに満ちた日々があることに心が洗われる
老いてなお枯れるどころか彩り鮮やかに美しく、逞しくエネルギーに満ちた姿が愛おしい
畑仕事や日々のスローライフが道楽ではなく、建築家としての人生のバックボーンがあるからこそ、常に夢に描いた人生のマスタープランへ向けて生きる説得力が感じられる
ゆったりのんびりしたような暮らしであっても、いつであってもコツコツと作り出す手を止めない努力がまぶしすぎて、何かにつけて言い訳を探して動き出さない自分が情けなくなる
コツコツと小さいことからでも自分の手で、易い言葉のようで実行するには膨大で絶え間ない尽力がいることを痛感させられた一本でした
個人的評価:90点
オススメ度:なにげに飯テロ映画でもある
人生フルーツ 予告
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