監督:エリオット・レスター
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー / スクート・マクネイリー / マギー・グレイス / グレン・モーシャワー / マーティン・ドノバン / ハンナ・ウェア
空港へ妻と娘をむかえにきたローマンは、到着が遅れている便について訪ねると別室へ通される
そして、彼は妻子の乗った飛行機が事故にあい、生存は絶望的だとしらされるのだった
アクション俳優がそれを封印した作品に挑む、というのは珍しいことじゃないけど、そういったことが気にならないくらいにハマり役な本格的なヒューマンドラマだった
主人公のローマンはもちろん、管制官のジェイクが抱えて持て余す心の傷がスクリーンを通して鮮明に見て取れる
単純に加害者と被害者という言葉では言い表せないだろうけど、ローマンとジェイクどちらの気持ちも痛いほど分かる
法的な解決やネックレス発見の美談、様々な誹謗中傷に心からの同情、それらが周りでどんな作用をしようと結局は外界から断たれた本人たちの傷が際だつだけなのが見応えある
ただの同情や苦悩ドラマだけにおさまらず、なんともいえない衝撃も兼ね備えているために最後まで退屈することなく楽しめました
あのシュワちゃんが、とネタにされるのがもったいない一本でした
個人的評価:85点
オススメ度:ナチュラルなシュワちゃんのシャワーシーンの衝撃
アフターマス 予告
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