監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
出演:アダン・ホドロフスキー / パメラ・フローレス / ブロンティス・ホドロフスキー / レアンドロ・ターブ / イェレミアス・ハースコビッツ
両親とともにサンディエゴに移り住んできたアレハンドロ
変わらず抑圧的な父に悩まされる中、詩との出会いで詩人を目指すことになる
良い意味でさらに狂気じみた幻想的な作風に、次はどんなシーンが展開するのかと新鮮な驚きと笑いがない交ぜになる
そんな最初から飛ばしまくる予想できない場面の連続の奇抜さももちろん、主人公の成長の物語としても見応えあって楽しめた
観ていて「自分の普通ってなんだ」とアレハンドロの青春に疑問を抱きつつ、なんか作品に洗脳されそうなむずがゆさがなんともいえない
かなり詩的な表現が多く、なにを意味するのかと深く考察するほどにはまっていき、けっきょくは流れそのものに身を委ねているだけで満足になる
大事なところは監督みずから出演して語るので、本筋を見失うことなく雰囲気だけの内容になってないのもいい
特に前作から続くクセのある父との関係もいい感じで表現されていて、このほどよく狂った幻想に現実をねじ込んだ世界を次作でも堪能したい
個人的評価:85点
オススメ度:コントにおちるギリギリのコミカルさがたまらない
エンドレス・ポエトリー 予告
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