2012年2月11日土曜日

逆転裁判 (2011/日)

監督:三池崇史
出演:成宮寛貴 / 斎藤工 / 桐谷美玲 / 中尾明慶 / 大東駿介 / 柄本明 / 檀れい / 谷村美月 / 平岳大 / 篠井英介 / 鮎川誠 / 余貴美子 / 石橋凌 / 小日向文世








三日という期日の中、検事と弁護士の直接対決によって有罪・無罪を決める序審裁判制度が確立された日本
新米弁護士の成歩堂龍一は師匠とも言える千尋が事務所で殺害されているのを発見、その容疑者となった実妹・真宵の弁護を担当することになり…

どうみてもネタ映画とした思えない事前のイメージでしたが、思った以上にちゃんと逆転裁判してましたね
「ゼブラーマン」みたいなノリを想像してたんですが、けっこう普通にまじめに作ってある感じ
うん、まあ、ビジュアル的にはアレですが、もうさんざん劇場予告やらテレビCM、番宣で見慣れたので違和感はあまりありませんでした

殺された師匠、容疑者は被害者の実の妹、担当するのは大事な時にキョドってしまう新米弁護士の主人公、対するは主人公となにやら関わりありそうな凄腕検事…いやあ、ゲーム版はDS移植のもプレイ済みなのですんなりこの世界観に入ることができました
個人的にはナルホドくんや真宵より御剣の方がコスプレくさくて気になりました
というか法廷シーンでの傍聴人のコスプレっぷりはさらに気になりましたね
なんでそこまでモブの傍聴人の存在感を出す必要があるんだよ、とツッコミを入れずにいられない

話的には本当にかなりぎゅうぎゅうに詰め込んである印象が強い
前半は法廷バトルシーンと調査シーンがバランスよくて、いざ法廷バトルがはじまるとわくわくするんですが、終盤の延々と続く法廷シーンはしょうじき疲れる
ちょっと話を詰め込みすぎてるかな
あとはガス抜きなのかシリアスに展開する中で寒すぎるギャグが時折はさまれるんですが、個人的にはガチで「うっわ…」と引く寒さでした
けっこう悪いところも目に付くんですが、さすがに本編の物語はおもしろい
欲を言えばもっと御剣検事の凄腕っぷりを序盤で見せてほしかったのと、ナルホドくんのビシッと相手を指して語るゲームのシーンを再現して欲しかったかなあ、と

そんな感じで原作ゲームファンの先入観があったのでアレですが、なにも知らないで観た人の意見も知りたいな、と思った作品でした

個人的評価:75点
オススメ度:証拠品を素手で触りまくるな




逆転裁判 予告

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