出演:ブルース・ウィリス / ティモシー・オリファント / ジャスティン・ロング / マギー・Q / メアリー・エリザベス・ウィンステッド / ケヴィン・スミス / クリフ・カーティス / サン・カン / シリル・ラファエリ / ゼリコ・イバネック / ジョナサン・サドースキー / ジェイク・マクドーマン / クリス・エリス / トニー・コリッティ / マット・オレアリー
全米を襲う大規模サイバーテロ
FBIは犯行が可能な人物を手当たりしだいあたる中、刑事のジョンにもあるハッカーのもとに向かうように命令がくだる
ラスト・デイまでにシリーズを最初から追ってきていよいよ最後の一作
個人的には初見となる4.0です
まあ、なんとなく観る機会を逸してたんですが…もっと早くチェックしとけばよかったわあ
すっごいおもしろいね、これ
もう1は別作品と考え、2~3と経てのアクション主体の映画「ダイ・ハード」の集大成と言っても過言じゃないかもしれませんね
内容的にはアナログで肉体派な主人公が、デジタルで知的な電子戦をしかけてくる相手に戦う
相棒として体はなよっちぃけど頭脳はグンバツな男がそえられ、でこぼこコンビで事件に立ち向かう、と
そんな感じで概容だけ書くとよくある設定なんですが、あくまで頭脳労働としての相棒はサポート要因にすぎず、次から次へとスピーディにテンポよく飽きさせない構成で展開するアクションがメイン
物語のバックで進む事件はデジタルで現代的なんですが、実際の作品として画面に映っているのは肉体をくししたバリバリのアナログアクションばかり…という印象が強い
いいじゃない、どんなにデジタルに攻められても「それがどうした」的なノリで力押しする主人公…いいじゃない
個人的に良いいなと思った点はかっちょいいカメラワークとアクション展開の組み立て
魅せたいところで止めすぎず、かといて流しすぎず全体のテンポを崩さないバランスでシーンを切り取り、しかも場面間のつなぎもすっごいスムーズに描けてる
伝わるかどうか微妙だけどゲームの初代ゴッド・オブ・ウォーを初めてプレイした時の感動に似ている
ただ、しょうじきいってストーリーじたいは軽くなっちゃってるのは否めないかな
国としてかなりすごい事態におちいってるはずなのに、そこら辺があんまり伝わってこない
ジョンさんならなんとかしてくれんだろ、という安心感が大きすぎて事件そのものの大惨事っぷりがイマイチ感じられない
まあ、よろよろのおっさんが血と汗にまみれて派手に立ち回る泥臭さ、そんなアクション映画を楽しみたいならストーリーの細かい点なんて気にしちゃいけません
いや、気にした方がもちろんいいんだけど、「気にすんな」と思わせてくれる魅力があるそんな一本でした
さてさて、次はラスト・デイ、これを観たら期待値を上げざるえないな
個人的評価:90点
オススメ度:色々と人生を悟ってるハゲもかっこいい
ダイ・ハード4.0 予告
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