2014年7月14日月曜日

青鬼 (2014/日)

監督:小林大介
出演:入山杏奈 / 須賀健太 / 陳内将 / 聖也 / 古畑星夏 / 尾関陸

杏奈たち6人の男女はある廃屋に閉じこめられてしまう
そこでは不気味な物音などがして、明らかにナニモノかがいる気配がするのだった

ゲームや小説は知らないままに鑑賞
覚悟するほどクソB級ホラーなガッカリ感はなかったのは意外でしたね
だからといって諸手を上げておすすめできるほどの作品ではなく、けっこうツッコミ所や謎すぎるまま終わってる点も多い
話じたいはおもしろい部分もあるんだけど、細かい残念な点がそれを勝ってる感じ

杏奈はシュンと彼が作ったゲームで盛り上がる
そんなシュンがいじめっ子な卓郎と一緒に廃屋に向かう気配をなんとなく察知した杏奈はあとをつけることに
卓郎は仲間と合流してシュンを連れて廃屋に入り、その後に続いた杏奈を最後に怪現象によって閉じこめられてしまう
というシチュエーションの中でホラーものの定番で、ひとりまたひとりと犠牲者が、という作品

最初はなんで主人公の杏奈がシュンと卓郎のあとを追ってきたのか分からないし、そもそも卓郎が廃屋にきた理由も分からない
そんなもやもやした気持ちのままに話はガンガン進んでいって、青鬼さんの犠牲者も増えていきます
だけど、オチが分かった時点でとりあえずそこら辺の理由は説明されるんでちょっとスッキリ
そんなオチをふまえて思い返せば杏奈の言動や行動のちょっとした違和感も解消されて、ストーリー的には楽しめます

だけど、ラストのしめで結局はもやもやが再燃してそのまま終わっちゃうからなんとも、ね・・・
ヒントなしで脱出ルート進めるはずなのに鍵盤のパスコードを調べたり、携帯の着信の意味がよく分からなかったり、ひろしくんの存在意義とかツッコミ所も上げだしたらきりがない
あと青鬼さんのホラーモンスターのチラリズムを無視して、けっこう大っぴらに姿を現すところも賛否あるかもしれんね

そんな感じでおもしろさと残念さが入り交じった、総じて微妙なものになっちゃってる一本でした

個人的評価:60点
オススメ度:これ3Dで上映するの意識してたんかな




青鬼 予告

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