2014年8月25日月曜日

イントゥ・ザ・ストーム (2014/米)

監督:スティーブン・クォーレ
出演:リチャード・アーミテージ / サラ・ウェイン・キャリーズ / マット・ウォルシュ / アリシア・デブナム・ケアリー / アーレン・エスカーペタ / マックス・ディーコン / ネイサン・クレス / ジェレミー・サンプター / リー・ウィテカー / カイル・デイビス / ジョン・リープ

アメリカのシルバートンの町近くで竜巻が発生すると予測するピーとら竜巻ハンターたち
くしくも町の高校では教頭のゲイリーの息子が撮影する卒業式が行われようとしていた

ディザスタームービーとはいえ、最近では地球そのものが壊滅しかねない級の派手な作品が多い中、竜巻を扱うってだけでなんか地味さを感じるのは否めない
というより竜巻の被害とか迫力は想像できるレベルでしかないし、あまり期待はしてませんでした
しかし実際に観ているとどんどん作品に引き込まれていく自分に気づく
けっこう大味で竜巻の迫力を楽しむだけの映画ではなかったですね

竜巻を撮影するために専用特殊車両で各地を飛び回る竜巻ハンターのピートたち
シルバートンの町の高校の教頭ゲイリーとその息子のドニーとトレイ
おまけに冒険バカたちが竜巻が発生するなかで互いに助け合ったりそうでもなかったりする話
基本はピンチになったキャラを救いにいく方向で展開していきます
誰かが撮影してる映像、もしくは無人カメラによる様々な劇中のレンズ越しにシーンがつながっているのが特徴的でした

よく分からん天変地異で発生した常識外れの竜巻による災害、というのではなくわりとリアルな竜巻を描いてるように感じました
現実の竜巻がどう発生して消失し、動くのかって部分はしょうじき知識としてないのであくまで「リアルに感じた」としか言えませんが
間近でいきなり発生して建物なんかをぶっ壊す竜巻の描写は迫力あって楽しめるけど、この作品はやっぱり登場人物たちが生き抜き、そして救出劇を成功させる部分を応援したくなるのが最たる見所な気がしますね
破壊や死などの被害を「すっげー、やべー」と面白みを感じるより、観ててホントに「生」の希望ある方向へ思わず力が入って願わざるえない

父ちゃんの活躍とか、ピートの行動とか最初はあまり良い印象がないキャラがラストでは株を上げまくるのも良い
だけど、ラストに出てくるキャラだけはどうにも納得できない
そこはお前じゃないだろ、と言いたくなる

個人的評価:85点
オススメ度:冒険バカという訳に惚れる




イントゥ・ザ・ストーム 予告

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