監督:マット・リーブス
出演:アンディ・サーキス / ジェイソン・クラーク / ゲイリー・オールドマン / ケリー・ラッセル / トビー・ケベル / コディ・スミット=マクフィー / カーク・アセベド / ニック・サーストン / テリー・ノタリー / カリン・コノバル / ジュディ・グリア
ウイルスの猛威によって絶滅しかけている人類
そんな世界でシーザー率いる知能の発達した猿たちは家族と仲間を増やしつつあった
わずかに生き残った人類と増えつつある猿たち、そんなふたつの勢力の対比がよく描けてる感じ
ストーリーは非常にシンプルながら、そこに描かれるドラマはシーザーたち猿の魅力もあって引き込まれる
さらにアクション要素も多くあり、前作では物足りなかった部分が補完されていて猿的にも作品的にも進化してましたね
繁栄しつつあるシーザーたち知能が大幅に発達した猿たち
そのテリトリーに絶滅したかと思われた人間が足を踏み入れ、しかも問題をおこしてしまう
そんな「戦争か?」という一触即発な状況の中で、猿側ではシーザーが、人側ではマルコムがそれぞれの立場を考えながら事態に対処していく、という話ですね
猿と人との最悪な再会からの、なんとか歩み寄ったり衝突したりしながら三歩進んで二歩下がる状態な感じで、ちょっとずつ信頼関係を築いていく
だけど、お互いを良く思わないトラブルメーカーなヤツは人にも猿にもいるわけで・・・みたいなそれぞれの勢力の対比がおもしろい
なんだかんだで人と猿の両方を理解できるシーザーの存在がすごい魅力的で、リーダーとして立派になりながらもまだ学習して成長していく姿が素敵です
アクション部分も猿ゆえのアクロバティックでダイナミックなシーンも含めて興奮せざるえない
じゃっかん戦いの凄惨さの描写がマイルドな気がしないでもないけど、猿が飛び回って戦いまくる娯楽作品を単純にライトに楽しみたい人向けでもあるから仕方なしかな
とにもかくにも、なんだかんだで誰よりも事態を把握してる、というかそんな風に成長したシーザーの勇姿が素敵な一本でした
個人的評価:90点
オススメ度:猿たちの見た目で判別しやすいキャラ分けもいいね
猿の惑星:新世紀 予告
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