監督:ローワン・ジョフィ
出演:ニコール・キッドマン / コリン・ファース / マーク・ストロング / アンヌ=マリー・ダフ
記憶障害のクリスティーンは夫のベンに支えられて暮らしていた
しかし医師からの電話でベンが嘘をついていることを知ってしまい・・・
定期的に作られてる感じな記憶障害主人公もの、真相に向かって徐々に情報が開示される作りは安定のおもしろさをうむのかもしれないですね
そして個人的にどうしてもこのての映画を観ると想起せざるえないのが「フォーガットン」という作品のある意味での偉大さ
この映画も終局に向けてのおもしろさは超絶安定しているものの、やはりどこかパンチが足りない感は否めませんでした
記憶障害で翌日に目が覚めるとある地点での過去まで記憶がリセットされてしまう主人公
それは事故のせいだと説明する夫のベン
それは事件のせいだと説明する医師のナッシュ
そんな中で記憶障害と戦いながらカメラで記録をとって、過去を少しずつ取り戻して真実を知っていく話
さっきまで信じていた人が次の瞬間には怪しくなり、逆にちょっと前まで怪しんでいた人がホントは信じられる人だと思えてくる、そんなめまぐるしさがおもしろいですね
誰を信じたらいいのか、なにが本当なのか、それとも全部ウソなのか、過去を取り戻すほどに真実と虚実が分からなくなってくる
しょうじきこういう記憶障害ものではお約束だと分かりつつも、真相に期待して色々と疑いの視線で観ている楽しさはある
この作品でもそこら辺は堅実に作られていて飽きることなく
ラストまで鑑賞できました
しかし、ネタバレはしないですが、どうにもオチのパンチ力がイマイチな気がしてならない
なんというか、よく今までその秘密がバレずにこれたよね、と言いたくなるくらい雑な隠し方なんですよね
良くも悪くも名作(人により迷作とも置き換えられる)「フォーガットン」のオチのインパクトはすさまじいと再認識させられた一本でした
個人的評価:70点
オススメ度:最後の最後まで疑心が拭いきれない感が逆にすっきりしない
リピーテッド 予告
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