監督:橋本一
出演:永瀬匡 / 清水富美 / 堀井新太 / 成田瑛基 / 荒井敦史 / 大江健次 / Kaito / 小久保寿人 / 中西晶 / 吉村界人 / 石田卓也 / 菅田俊神 / 伊藤洋三郎 / 木村祐一 / 佐藤二朗 / 平田満 / 南果歩
高校生になったコーイチたちは暴走族の先輩にヤキを入れられる日々を送っていた
コーイチも高校で新たな友人ができるが、喧嘩にあけくれることでトラブルも大きくなってくるのだった
しょうじき鑑賞の直前まで「ワルボロ」の続編だと気づかなかった
まあ、それはそれとして、前作は背伸びした不良ライフって感じでまったり楽しめたけど、今作ではけっこう息苦しいシリアス要素が強い気がしましたね
喧嘩が超強いわけでもなく、年のわりに変に悟ってるわけでもないスーパー不良高校生じゃないハンパ者の主人公っぷりが楽しめました
先輩にヤキを入れられる日々のコーイチが、腐って暴れて新たなもめごとの火種をおこし、さらに事態を収拾しようともがいては裏目に出て敵ばかり増える
みたいな四面楚歌どころか、なにかするたびに敵を作ってがんじがらめになっていく、というような内容
母ちゃんやら、ヤクザの身内やら、ヤッコなどの旧友、高校での新たな友を巻き込み巻き込まれのトラブル包囲網がせばまってくる感じが観ていて息苦しくなってくる
だけどそんな中でも母ちゃんやら、ヤクザの竹脇のキャラの存在によってほどよく息抜きできます
特に竹脇が登場してからは、もう竹脇ワールド・・・というか佐藤二朗ワールドに作品が引き込まれてしまってる感じ
それでもクライマックスでは主人公のコーイチも竹脇に負けじと前面に出てきて、熱い喧嘩に観ていてこっちも燃えざるえない
どうしようもなくハンパ者で強いのか弱いのか分からない、だけど身近な不良に思えるコーイチの不思議な魅力&佐藤二朗にメロメロになれる一本でした
個人的評価:80点
オススメ度:けっきょく喧嘩は数や力や技じゃなく、根性ってことですね
ズタボロ 予告
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