監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:リーアム・ニーソン / ジョエル・キナマン / ビンセント・ドノフリオ / ニック・ノルティ / ブルース・マッギル / ジェネシス・ロドリゲス / ボイド・ホルブルック / コモン / エド・ハリス
飲んだくれの元殺し屋のジミーは昔なじみのマフィアのボス、ショーンの息子ダニーの下で自堕落に日々を過ごしていた
そして息子どうしのトラブルから、ジミーはダニーを撃ち殺してしまい・・・
子供のために昔に戻って銃を手にして大暴れ、といういつものパターンな感じがする映画
親子としても亀裂が入ってる関係だけど、ともにことに対処していくうちにわかりあって、ってのもお約束ですね
まあ、そこまで単純じゃないんだけど、なにかすごい印象に強く残るほどの斬新さもない
話的には息子を救うために主人公が銃をとって、親友がボスなマフィアと敵対してさあ大変、というありがちなパターン
警察にもマフィアの息がかかってて、表に裏に追われまくる中、なんとかことを納めようとボスとかたをつけようとっていう流れ
主人公が足が抜けきれてない現役でワルな裏の人間、という存在のために暗い業の描写が全編通して漂っている雰囲気はいい
そんなだから息子との関係もあっさり好転するわけでもなく、なんだかんだ分かりあえない微妙な関係を引きずる感じは不自然すぎなくていいかもしれん
だけど裏社会の仁義、親子のドラマをからませるストーリーで一本の映画を作るのはちょっと厳しいんじゃなかろうか
今やこのくらいの話は海外ドラマのワンエピソードで転がってそうな気がせざるえない
鑑賞しはじめれば最後まで引っ張られて楽しめるけど、なんとも「これが観たい」と、こっちから強く興味がわくほどの求心力はないかもしれない一本でした
個人的評価:70点
オススメ度:リーアムおっさんアクションの判別が困難になる日も近いかもしれん
ラン・オールナイト 予告
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