2015年10月26日月曜日

トランスポーター イグニション (2015/仏)

監督:カミーユ・ドゥラマーレ
出演:エド・スクレイン / レイ・スティーブンソン / ロアン・シャバノル / ガブリエラ・ライト / タチアナ・パジコビク / ウェンシャ・ユー / ラシャ・ブコビッチ / レン・クダジャビスキ / ノエミ・ルノワール

運び屋のフランクは退職した父を家へ招いた日、新たな仕事の依頼の連絡をうける
しかし依頼主は早々に契約を破り、父を人質にフランクを利用しようとするのだった

主人公を交代し、新たなシリーズを開始するためのオープニング作品的な意味合いが強い内容でしたね
新主人公とその父親のキャラ紹介、そして今後の展開を期待させる要素を盛り込んだパイロット版みたいな感じ
依頼人の企てに利用され巻き込まれる主人公という立場で、状況と先行きが見えない不安さを観ている側は主人公と共有することでうまく感情移入させようと誘導している
魅力的な父親の存在と、親子それぞれの過去をチラつかせることで続編への種まきまでしている周到さ
アクション面においてもカーアクションはもとより、銃を使わない己の肉体と、その場のオブジェクトを利用した戦いもいい感じ
ただ、それらの作り手側の狙いがホントにあざといくらい作品から見えすぎてるのは冷める
あと運転中のフランクの顔のアップを多用するのもちょっと鼻につく
とりあえず次の展開が楽しみになるという意味では成功しているかもしれない一本でした

個人的評価:75点
オススメ度:意外に主人公交代に違和感がない不思議



トランスポーター イグニション 予告

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