2016年12月4日日曜日

PK (2014/印)

監督:ラージクマール・ヒラーニ
出演:アーミル・カーン / アヌシュカ・シャルマ / スシャント・シン・ラージプート / サンジャイ・ダット / ボーマン・イラニ / サウラブ・シュクラ / パリークシト・サーハニー / ランビール・カプール

ベルギーで失恋を経験して故郷のインドに戻ってきたジャグー
ある日、駅で神様を探しているという黄色ヘルメットの奇妙な男、PKと出会い彼に興味を抱くのだった

笑って泣けるとかそんな大仰な、インドの映画で日本人の自分が…なんて浅はかな思い込みだったとビンタされたように自然と笑顔がこぼれて泣かされた
インド映画の通常運転としての唐突な歌と踊りに分かりやすいキャラと演技、知識ゼロのPKが人とふれあうことでのドタバタがおもしろおかしい
そこへ宗教や信仰をブラックユーモアで、さらにロマンス要素や人と人の絆、ドラマとして心を揺り動かす物語が加わって本当に内容がてんこ盛りすぎて大満足
途中まではおもしろいけど飽きがきて、こんなもんなのかなと徐々にテンションが下がりそうになったけど終盤から一気に持っていかれた
伏線の回収もベストなタイミングでひろってくれて気持ちがいい
頭がおかしいヤツに見えなくもないPKのキャラクターとしてのチャーミングさはもちろん、中身もしっかりしていて楽しめた
冷静なツッコミはおいといてPKの行動や言動、思考に身を任せてもいいかなと思わせる存在感がありましたね

個人的評価:95点
オススメ度:目をむいてくっちゃくっちゃしてる姿が脳にこびりつきすぎる



PK 予告

0 件のコメント: