出演:ジャファル・パナヒ
街を走るタクシーに乗り込んでくる人々
それを運転するのは車載カメラを操る映画監督のパナヒであった
ドキュメンタリーか否か、そこら辺をどう思うか鑑賞する側に委ねるってこともなく明らかに作られたコメディ映画で楽しかった
なんの予備知識もなく鑑賞するのはちょっともったいなく、劇場で観るならまずは雑誌等の切り抜きなんかで作られた映画館のパネルをながめた方がいいかもしれない
まあ、事前にイランや監督周りの事情を予習していけばいいんですが
なんの予備知識もなくても観ていればうっすら察せると思うのでそこまで困ることはないかもしれないけど
タクシーの乗客や友人、姪とのやりとりでイランの文化や社会問題などの状況がおもしろおかしく描かれ、ブラックユーモアや皮肉も固くなりすぎない感じで楽に観られるよう作られている
気軽な傍観者の視点でもうひとりのタクシーのお客として、シートにゆったり身を沈めて笑いながらもちょっと考えさせられた
個人的評価:80点
オススメ度:姪の無言抗議から監督の眼鏡上げがツボすぎる
人生タクシー 予告
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