監督:ジム・ミューロー
出演:ビル・チェピル / マイク・ラッキー / ヴィク・ノト / マーク・スフェラッツァ / Jane Arakawa / ミリアム・ズッカー / M・ジャンゴ・クランチ
ある酒屋の地下から見つかった年代ものの酒「ヴァイパー」
しかし、それを飲んだ者はみな体が溶けてしまうという代物だった
便器に溶けて流れる、というシーンが印象的すぎる作品ながら、そんなインパクト以外にも見所が多くある
グロテスクな中にもユーモアがあり、さらに凝ったカメラによる画つくりが本当にいま観てもまったく色あせない
人体が溶ける、小さな頃にみたら確実に悪夢に悩まされる部分は強烈だけど、出てくる吐きだめのクズどもが本当にクズで魅力に満ちている
サイコな吐きだめのボスにブスビッチ、マッチョ刑事にギャングと子分の寸劇、しょうじき中盤は廃車場でのぶっとんだ日常がメインになるもののまったく退屈しない
クライマックスには再び悪夢のもとになるようなでろでろ~んなシーンも畳みかけてくるし、特にかたよった趣味がなくてもB級好きなら大満足できる一本でした
個人的評価:90点
オススメ度:ジャパンテイストがところどころ散りばめられているのもニヤリとできる
吐きだめの悪魔 予告
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