監督:フランシス・ローレンス
出演:ジェニファー・ローレンス / ジョエル・エドガートン / マティアス・スーナールツ / シャーロット・ランプリング / メアリー=ルイーズ・パーカー / ジェレミー・アイアンズ / キアラン・ハインズ / ジョエリー・リチャードソン / ビル・キャンプ / テクラ・ルーテン / ダグラス・ホッジ / サキナ・ジャフリー / セルゲイ・ポルーニン / セバスティアン・ハルク
上演中のアクシデントで足を折り、バレエの道を閉ざされたドミニカ
母の治療と介護のためにお金が必要な彼女に、叔父からスパイの手伝いをするよう提案されるのだった
手玉に取っているようで取られているのか、もしくは逆か、先の読めない緊張感が最後まで続いて自然と見入った作品でした
スパイものながらストーリーで勝負し、銃撃戦やら、飛んだり落ちたり、カーアクションもないのに本当に楽しめた
主人公の身の振り方や受ける痛みから、本当に「今、いったい誰の筋書き通りにことが運んでいるんだ」と、話がどう転ぶのか観ていて先が気になって仕方なかった
CIAと保安局、板挟みになりながら身体と精神を傷つけられていく、そんな中でのドミニカの姿に強烈に吸い寄せられる
ちょっと不安定で何を考えてるのか分かりづらい主人公、しかし鑑賞後、彼女のことがようやく分かる作りもよかった
ハニートラップで男なんてぶち殺しヨ、なんて軽い内容じゃなく、派手じゃなくともかなり内容的に見応えのあった一本でした
個人的評価:90点
オススメ度:わりと痛々しい描写多め
レッド・スパロー 予告
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