監督:ファティ・アキン
出演:ダイアン・クルーガー / デニス・モシット / ヨハネス・クリシュ / サミア・シャンクラン / ヌーマン・アチャル / ヘニング・ペカー / ウルリッヒ・トゥクール / ラファエル・サンタナ / ハンナ・ヒルスドルフ / ウルリッヒ・ブラントホフ / ハルトムート・ロート / ヤニス・エコノミデス / カリン・ノイハウザー / ウーベ・ローデ / アシム・デミレル / アイセル・イシジャン
爆破事件で夫と息子を失ったカティヤ
警察の事情聴取の中、彼女はある自転車の女のことを思い出す
ハラハラドキドキな陰謀めいた犯罪臭の濃いサスペンスじゃないのに、締め付けられるような緊張感に終始支配される
しょうじき文字で内容を表すとそう多くを記すような話の流れはないんだけど、とにかく主人公カティヤのその時々の心情がダイレクトに伝わってくる、そんな感覚でいっさいの退屈なく見入っていた
観る前は素人捜査で真相を暴き、犯人を追い詰める系な娯楽作品かと思ってたけど、母親として、女として、原告人として、復讐者としてのカティヤの強烈な存在感に圧倒されざるえない
なんだかんだ色々と言いたいこともある最後も、そこにいたるまでの描写がはっきりしているため、驚愕のラストより(人として良いか悪いかは別として)納得させられる
主人公カティヤという個人が強く焼き付く一本でした
個人的評価:85点
オススメ度:この邦題はかなり良い
女は二度決断する 予告
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