監督:マーク・ウェブ
出演:カラム・ターナー / ジェフ・ブリッジス / ケイト・ベッキンセール / ピアース・ブロスナン / シンシア・ニクソン / カーシー・クレモンズ / テイト・ドノバン / ウォーレス・ショーン / ジョン・ボルジャー / ビル・キャンプ
引っ越してきた奇妙な隣人にこいのなやみを打ち明けるトーマス
そんな中、父親が見知らぬ女性と密会している現場を目撃してしまい...
しょうじきNYのことはよく知らないけど、それでもこれが今のNYなんだと妙に納得できた
作中でも触れられるけど、主人公のトーマスとNYの現状が重なり、どんどんその魅力が輝いていくのがおもしろい
清廉潔白で地に足が着いた安定の存在、そこからほどよくはみ出て不安定でいびつになるほどに不思議と心が引かれていく
端から見ればドロドロで修羅場なトーマスの環境が滑稽にすら思え、その抱えるドラマがさっぱりしていながら見応えがある
そしてふいにすべてのピースが埋まって、物語が一気に組み上がる流れも爽快でした
まあ、辿り着いた先に色々あるけど、登場人物たちみんなが愛おしく思える後味の良い作品でした
個人的評価:80点
オススメ度:おっさんもおばさんも皆、輝いてるよ
さよなら、僕のマンハッタン 予告
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