監督:デビッド・リチャード・エリス
出演:アリ・ラーター / A・J・クック / マイケル・ランデス / トニー・トッド / T・C・カーソン / ジョナサン・チャリー / キーガン・コナー・トレイシー / リンダ・ボイド / ジェームズ・カーク / デヴィッド・ペイトコー / ジャスティナ・マカード / サラ・カーター
友達と車で遊びにいくことになった少女、キンバリー
その途中、ハイウェイで大規模な事故にあって死ぬリアルな予知を見て、これを防いだことにより常に死にまとわりつかれることになる
デッドサーキットがでるまでにシリーズを観ておこうとか思ったら、いつのまにか手元にデッドサーキットが届いてしまった現実
とりあえず先延ばし、という悪癖が・・・ということはおいておいて、「ファイナルデスティネーション」シリーズの2作目ですね
さんざん言われてるだろうけど、この邦題を考えたやつはなにを考えていたのかわからない
内容的にも普通にファイナル~2でいいじゃん、と
続編ものにしてはけっこう前作とのからみもうまいし、第二部という感じな内容でした
キンバリーが予知して、自らをふくめて数人が死の筋書きから外れ、だけどそのゆがみを修正するべく死の運命がつねにまとわりつく・・・しかも前作とのからみもあって、話的にもおもしろかったですね
死のピタゴラスイッチが展開する中、「こうなって死ぬのか」と思ってるとすかしてきたり、ちょっとしたミスリードも織り込んでいて「死に様エンタテイメント」作品としてはスピード感もあって楽しい
反面、どうも死に様を描くだけに特化しすぎてて深みというか、死がみょうに軽い印象なように受けます
もっと助け合うことで死の順番が入れ替わってうんぬんという複雑な流れにもっていってもよかった気がしないでもない
あとはせっかく前作の生き残りのクレアが出てきて、キンバリーたちの死の運命とクレアの死の運命のふたつが交錯するんだから、もっとそこらを絡めてほしかったかなあ
基本はホントに順番通りに死んでいくだけで、「俺の順番なのになんであいつが?」みたいなのがないのは物足りない
もっと観てる側をだましてもいいんじゃないかと思います
クライマックスもやらんとしてることはわかるけど、なんか盛り上がりがかけるというか・・・そもそもキンバリーの予知が有能すぎるのかもしれません
それでもラストのオチはおもしろかったですけどね
1を受けての2と考えると、しょうじき死の運命とか全世界に広がってるとしか思えない現実とか直接は描いてないけど、そんなリング的な広がりが楽しかったです
まあ、なにより頭をからっぽにして死に様を見届けてるだけでいいんじゃないかと、そんな感じなんでしょうが
個人的評価:75点
おすすめ度:コースターってなんだよ
デッドコースター 予告
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