2013年7月15日月曜日

モンスターズ・インク (2001/米)

監督:ピート・ドクター
出演:ビリー・クリスタル / ジョン・グッドマン / ジェームズ・コバーン / ジェニファー・ティリー / ボニー・ハント / メアリー・ギブス / スティーヴ・ブシェーミ / ボブ・ピーターソン / ジョン・ラッツェンバーガー / フランク・オズ

モンスターたちが暮らす世界では人間の子供をおどろかせることで、それをエネルギーに変換して生活していた
そんなエネルギー工場で働くマイクとサリーは、ある日、同僚の悪だくみから禁忌である人間の子供をモンスター界に連れ込んでしまい・・・

しょうじきユニバーシティを観るつもりはなかったんですが、前作であるインクがTVでやってたので「どうせならシリーズ連続で観てみようじゃねえの」と、まんまと広報的な戦略に引っかかってみました
個人的に意外だったのが、こういう作品の主人公っておちこぼれっぽいのが多いのに、マイクとサリーはかなりのやりてだった点
あと、ダブル主人公とはいえ実際にはマイクがメインの内容かと思いきや、ちゃんとふたりとも活躍の機会があって丁寧に作ってるな、と感じましたね

ゲームやテレビによって子供たちは刺激に慣れ、あまりモンスターたちのおどろかしが利きにくくなってきている現状の中、それでもマイクとサリーのコンビは順調にエネルギーを集めていた
そんなふたりをライバル視する同僚が、こっそり時間外にエネルギーを集めている現場に偶然居合わせてしまったサリーは、不可抗力ながら人間の子供をモンスター界に連れ込んでしまう
モンスター界では人間の子供は危険視されており、触れることすらタブーなために大混乱におちいっていく、と
まあ、そんな中でモンスターであるマイク&サリーと人間の子供ブーの間に絆がなんたら、って感じの作品ですね

とりあえず難しい話や裏事情は必要最小限にとどめ、分かりやすく&観てて爽快なノリとテンポをだいじに作られてるのが分かります
この流れを断ち切るような説明シーンなんか入れるくらいなら、多少は強引でもご都合展開を選んでるという印象で、それがギリギリのところでバランスを崩してないからいいですね
おっさん的な視点で観れば「もっと設定を掘り下げて・・・」とか、「ちょっと説明不足じゃねえの」とか思わなくもないですが、ホントにギリギリ痛かゆいレベルの問題におさまってる

クライマックスのジェットコースターアクションのように、本編もとにかく足をとめずに緩急をつけつつ走り抜ける爽快さ重視の作品で「楽しい」という部分を大切にしてると感じられる一本でした

個人的評価:80点
オススメ度:でもリアルなお子さま描写はカンベンな




モンスターズ・インク 予告


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