2013年7月8日月曜日

ダークスカイズ (2013/米)

監督:スコット・スチュワート
出演:ケリー・ラッセル / ジョシュ・ハミルトン / ダコタ・ゴヨ / ケイダン・ロケット / J・K・シモンズ

失業中の男ダニエル、その妻レイシー、息子のジェシーとサミーが暮らす家にある夜、侵入者の痕跡が見つかる
そして次の夜もきちんと戸締まりしていたにもかかわらず侵入の跡があり、さらに一家を不可思議な現象が襲いはじめる

あれですかね、やっぱりこの手の内容の作品ってコンスタントに作り続けられていくものなんですかね
それにしてみても、もうちょい工夫というか「この映画だからこそ」というものがあってもよかったかな、と
内容的にかなり古くさくてありきたり
作りは丁寧で観てる間の緊張感はあって作品としての完成度は高い、んだけどストーリーの今さら感は否めない
感覚的に150円とかワンランク上な自販機の缶コーヒーを飲んでる気分・・・と、いつものように分かりづらいたとえですね

ある夜、家の冷蔵庫が荒らされる事件がおこる
次の夜もちゃんと戸締まりをしたはずなのに、まるでなにかを誇示するかのように家の中にオブジェクトが作られていた
それから家の中の物がなくなったり、子供がナニかを視たりと不可思議な現象が次々に一家を襲う
夫の失業問題、夫婦感の意見の対立などから家庭環境もどんどん悪化していき・・・という話
いったいこの一家に何が起こっているのか?系のホラー・・・になるのかなあ
ビックリ系な感じでそうでもないんで、ビビリな人や心臓が弱くてもけっこう大丈夫

逆に言えばそう怖い内容でもないってことで、見所と言えばそつなく手堅く作られてるって点くらいかな
そこそこの緊張感があり、それなりに伏線もはられて回収もされ、ラストもそれなりにそういうことだったのか感を味わえる普通な映画ですね
個人的にはアメリカンなファミリーらしい「正体が分かってなお物理的手段で対抗しようとする」登場人物たちが素敵でよかった

個人的評価:70点
オススメ度:AVを恋愛のバイブルにしちゃダメぜったい




ダークスカイズ 予告

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