監督:アオキタクト
出演:相元ゆうき / 箱森ゆめ / ニシカワヨシト / 磯部たかし
あるヤクザの組事務所を荒らして逃走をはかるハルヲ
その組に雇われていたバウンサーのハクはハルヲと因縁浅からぬ間柄で…
正確には映画というより短編アニメなんですが、細かいことは気にしない方向で
ひとりで作り上げた3DCGアニメーション作品ですが、「ひとりで作った」とかそこら辺は色眼鏡でみないように鑑賞
しょうじき映像的にはしょぼさマックスと言わざるえない
それでも内容としてのまとまりはけっこうよくて、世界観も個人的に好みなこともあって、見た目はアレだけど作品じたいは楽しめました
口はかなり最悪なくらい悪いけど、なんだかんだ困った人をほっとけない悪ガキのハルヲ
そのハルヲが荒らしたヤクザの事務所に雇われていた用心棒、バウンサーのハクはハルヲと見知った間柄でふたりは対峙することになる、というお話
戦争、義体、偏見、そこら辺が語られつつハルヲの生きざまとその戦いを描いていってます
アニメーションとしての動き、見た目はホントにカックカクだしローポリだし、技術面での見た目重視で観るとガッカリするでしょうね
だけど個人的にはそんな外見的なアレより内容面でのおもしろさがあったのでけっこう満足感はありました
このての作品って、説明しきれないのわかりきってるのに自己表現を抑えず、なんか風呂敷を広げまくって投げっぱなしで「どやぁ・・・」みたいな自己満足作品になってるのが多い印象がある
だけど、そんな悪い面がまったくない、とは言えないけどこの作品はわりとまとまりはいいと思います
とにもかくにも短編ものなんで合う合わないを気にせず、こういう作品はガンガン観ていくにかぎりますね
個人的評価:75点
オススメ度:同じ世界観の劇場長編もあるのか
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