監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ラッセル・クロウ / ジェニファー・コネリー / レイ・ウィンストン / エマ・ワトソン / アンソニー・ホプキンス / ローガン・ラーマン / ダグラス・ブース
アダムとイヴの末裔であるノア
ある日、彼は神による滅びの夢を見たことで、その夢に出てきた祖父の山へ向かう
やっぱりラッセルさんはあるていど汚い役がよく似合うわな、と思わざるえない
特に終盤になるにつれてハマリ役度が高まっていきますね
作品としてもよくできていて、あまり宗教くささを感じさせない作り、というか「ファンタジーアクションだったのか」みたいな展開で気楽に観ていられます
で、ほどよく客を楽しませてからの後半もおもしろかった
話的には夢で神が世界を滅ぼす日がくるのをみた主人公のノアが、さらに夢で自分にかせられた使命にしたがって動物たちを滅びから救う箱舟を作ろうぜ、とはっちゃける感じ
で、そこに「人間様さしおいて動物救うとかバカか」とカインの末裔が乗り込んでくる、と
ノアさんとか普通に人殺すし、ホントに思ってた感じと違う作品のノリで、まさにファンタジーアクションという印象
だけど家族に問題を抱えたままの大洪水後の話が、それまでとテイストが変わってきて、ドラマ重視になって二度たのしめますね
個人的には後半の重苦しいドラマ展開の方が好み
いかにも人間くさいラッセルさんが演じる、使命にしばられたノアさんの姿が良いッスわ
変に説教くさくもなく、生ぬるすぎないところが個人的に好印象な一本でした
個人的評価:90点
オススメ度:人間だもの
ノア 約束の舟 予告
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