監督:マックG
出演:ケビン・コスナー / アンバー・ハード / ヘイリー・スタインフェルド / コニー・ニールセン / リヒャルト・サメル / トーマス・レマルキス / マルク・アンドレオーニ / ブルーノ・リッチ
CIAエージェントであるイーサンは、ミッション中の体調不良から余命わずかな病にあると分かる
そこで仕事を辞めてパリにいる家族に会いに行くのだが・・・
凄腕なエージェントの主人公の唯一の弱点は娘だった、というスーパー父ちゃんが娘との関係をあれこれしつつ裏の仕事を・・・というパターンの映画でした
そんなことはこの作品の売り方から容易に想像できてたんだけど、個人的に思ってたのとちょっと違ってた感じ
なんというか、この手のパターンの作品だったらこうくるだろ、という点をわざとかどうか知らないけど外してきてるんですよね
かといって意外性のあっておもしろいわけじゃないから、じゃっかんもったいない
余命わずかな病と分かってエージェントの仕事を辞め、残る時間をずっと放っておいた家族と過ごそうとする主人公のイーサン
だけど、そこへ延命につながる試薬を報酬にエージェントのヴィヴィから仕事が持ちかけられる、と
そんな中、表の顔で娘とのぎくしゃくした溝を埋めていく日常を過ごし、裏の顔でミッションをこなしていく
まあ、よくある感じのストーリーですね
しょうじき親娘、夫婦という間の家族ドラマの部分はショボい
深刻な問題になりそうでならず、なんか問題が起こりそうになりつつもあっさり乗り越えちゃうから物足りない
同じことはミッション部分でも言えて、大ピンチ的な緊張感が希薄
なによりベタではあっても外せない要素「家族が敵に狙われる」というのをやらない意味が分からなかった
それでも本筋から離れた不法居住者とのからみや、人質にとった相手との相談コントは個人的に楽しめた
というかこの映画で一番しんみりしたのが不法居住者とのシーンだったのはどうか
ヴィヴィさんの存在も深読みすれば「そういうことなのかな」と思えるし、ホントにメイン以外の部分の方がおもしろい一本でした
個人的評価:70点
オススメ度:いや、さすがにウルフが小物すぎるだろ
ラストミッション 予告
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