監督:楳図かずお
出演:片岡愛之助 / 舞羽美海 / 真行寺君枝 / 中川翔子
漫画家である楳図かずお、その生い立ちについて若草さくらは取材することになる
語られる過去の中、かずおの母が大きな存在であると分かってきて・・・
呪いとか精神的な訳の分からないJホラーとは違う、だけどおもいっきりB級臭いクセのある作品でした
オーソドックスでダイレクト、物理的な恐怖が襲いかかってくる感じは個人的にはアリだと思う
だけど、やっぱりどうにも安っぽいというか、ギャグっぽくみえちゃう点はご愛敬ってことなんでしょうね
生い立ちを取材される楳図かずお
画を描くことを教えてくれた母について語る中、母が語ってくれた夢が現実へとなっていく
一方、取材を続けるさくらも次々と怪しい出来事にあっていく、というような話
化け物のような怪しい母のエピソード、そして現実的な悲話の中の母のエピソード、現実と幻の中でイメージを変える姿がおもしろい
それでいてけっきょくはダイレクトにドーンと襲ってくる恐怖が今の時代では逆に新しいJホラーと思えなくもない
なんだかんだでうまくまとめきれてない感はあるけど、独特な楳図ワールドってことで個人的には楽しめました
が、やっぱり好き嫌いは大きく分かれるでしょうね
くる、これぜったいくるってポイントは絶対に外さないオーソドックスな描写が懐かしおもしろい一本でした
個人的評価:70点
オススメ度:まあ、わかっちゃいるけどビックリせざるえないお化け屋敷みたいな、ね
マザー 予告
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