監督:クリント・イーストウッド
出演:ジョン・ロイド・ヤング / エリック・バーゲン / マイケル・ロメンダ / ビンセント・ピアッツァ / クリストファー・ウォーケン / マイク・ドイル / レネー・マリーノ / エリカ・ピッチニーニ / ジョセフ・ルッソ / ドニー・ケア / キャサリン・ナルドゥッチ
盗品を売買しつつバンドで演奏するトミーとニック
ある日、トミーはフランキーの歌声に目を付けて仲間に引き入れるのだった
個人的にフォーシーズンズのことは知らない身でしたが、流れてくる曲にはけっこう聴いたことのあるものも多く、洋楽とかの知識が乏しくても楽しめました
まあ、でも当時の事情とか知識があった方がホントの意味で楽しめるんでしょうね
夢を叶えていく様と挫折して堕ちていく様の両方を平等に描いていて、感動系のサクセスストーリーとはちょっと違う感じでした
粋がってる街のチンピラがバンドとして、紆余曲折ありながら成功をおさめていく様を描いている内容で、元がミュージカルだけどそんな要素は皆無な感じ
演奏シーンはふんだんにあるものの、そこは流れでステージのシーンを描いているだけで歌って踊って状況を描写するようなのではないですね
メンバー内の確執もあまりきれいごとな風に美化せず、人間的にちょっと悪い印象を与える部分もあえて描いていていい
バンドにとっての明と暗をはっきりと映し出している感じ
ただ、ちょっと個人的に話がダイジェストっぽく思えて、登場人物の独白もあってなんか外側からながめてる感がしました
良い時期も悪い時期も描くのはおもしろいけど、鑑賞後にトータルでは負の感情が多く残ったのもちょっと・・・
嘘でもファンタジーでもいいから、最終的には観てて抱えたストレスをすべて発散させてほしかった
やっぱりバンドのファンならば最後にはスッキリ晴れた心で観終えることができたのかなあ
個人的評価:75点
オススメ度:普通にサントラが欲しくなったのは言うまでもない
ジャージー・ボーイズ 予告
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